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株式会社清水企業
代表取締役 清水靖
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トップメッセージ

1983年の昭和58年、初代清水勝美が能代市に有限会社清水企業を創設し故郷安寧を生業主体とした考えによって弊社の歴史が始まりました。

創成期、地方都市のこの地は日本海中部地震が発生し、津波の大きな影響により甚大な被害を受けました。その復旧活動は想像をはるかに超える、まさに建設業の存在意義が試されることとなり、その経験は今の社業においても教訓として刻まれ、今も揺るぎない弊社の原点となっております。

2008年の平成20年、初代社長より清水靖が事業を継承し、併せて株式会社へ商号変更をいたしました。その間、時代とともに建設業の技術や工法など革新的進歩を遂げていたものの、「失われた20年」が物語るとおり、建設業の存在意義が埋没し、必要性や重要性を説くことが非常に困難な時代でありました。しかしながら、3年後の2011年3月11日、東日本大震災が発生します。国内はもとより世界を震撼させるほどの被害は、今も鮮明に記憶が残されます。そのような時、自らも被災者でありながら発災時の迅速な復旧活動や、現在も続く被災地復興によって建設業の必要性や重要性が見直され、世論からの風向きが変わりはじめました。また、警鐘が響く「地方創生」にも建設業としての関わり方が試され、誰も望まない既存概念を払拭し、共存社会への参画を積極的に取組む姿勢を築くことが、故郷安寧への社業を通じた社会貢献であると考えます。

『あなたの会社はどういった仕事をしていますか?』

上記を問われた時、以前の私は胸を張って「建設業です。」と答えておりました。決して間違った答えではありませんが、使命感を感ずることがない漠然としたものであります。私が考えるこれからの時代に求められる答えは「弊社は、それぞれの業務遂行により、安心・安全を前提とした地域コミュニティーの活性化に貢献することです。」と、自信と誇りを持って語り続けることではないでしょうか。

社会構造に富んだ真の発展を探求し、可能性と使命感の永続的向上を重ね、社会への貢献や取引いただくお客様の満足向上に一層努めていく所存です。

故郷の未来永劫は、そこに住む人達によって土台が築かれます。会社の裏返しは「社会」であり、その社会から明確な理念を認められ付託と信頼を得て法人となるのです。つまり会社に属す私たちがすべきことは未来永劫への土台づくりとなるその全てです。その時代その時代の財産は子供たちです。また、子供たちにとっての財産は大人たちが残した故郷となります。

私たちの使命は創造すること。
子供たちに誇れるこれからを創ればいい。
私たちの気概に何卒ご支援賜りますことを願ってやみません。